2011-11-11 第179回国会 参議院 予算委員会 第2号
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の森林法におきましては、外国人であっても日本人であっても、森林所有のいかんを問わず、保安林の伐採や開発の規制、あるいは普通林の伐採及び伐採後の造林の届出制度や林地開発許可制度といった規制措置を講じております。 そういう中で、この訴えられるかどうかというふうなところは定かではありませんけれども、まさしく今申し上げたような規制を掛けておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の森林法におきましては、外国人であっても日本人であっても、森林所有のいかんを問わず、保安林の伐採や開発の規制、あるいは普通林の伐採及び伐採後の造林の届出制度や林地開発許可制度といった規制措置を講じております。 そういう中で、この訴えられるかどうかというふうなところは定かではありませんけれども、まさしく今申し上げたような規制を掛けておるところでございます。
○大臣政務官(田名部匡代君) まず、この森林法においては、所有者が誰であってもその森林の利用の段階で適正な利用が確保されるように、例えば保安林の伐採であるとか転用の制限がなされてきましたし、普通林のその林地の開発の行為に対する許可というような措置が講じられてきました。加えて、先ほどもお話がありましたけれども、所有者を把握するために関係省庁とも連携をしながらその把握に努めてきたところであります。
で、普通称ですから、これは別に補償とか何にもしてないんですけれども、そのままほうっておいたんじゃどうしようもないというんで、当時フランスの森林法だとかドイツのバイエルンの森林法なんかを例にとりまして、普通林といえども林地が林地でなくなることによって生ずるいろんな問題は森林の所有者の責任において開発許可でコントロールするという制度を入れたわけです。
このほか、普通林につきましても、知事さんの立てます地域森林計画というものがございまして、この中で農地等の保全のために伐採方法を原則として択伐とする、こういう森林を約四千五百ヘクタール指定しているところでございます。 今回の災害につきましては、未曾有な豪雨によるものであることでございます。
特に答弁の中では、普通林については森林計画制度、保安林については保安林制度、これに基づいて適切な施業をやるように指導しております、こういうふうに言われておるわけですね。民有林の場合は山主の財産との関係、財産処分との問題、こういうことがあるわけでありまして、この辺の指導を具体的にはどのようにされておるのか、その辺を十分お聞かせを願いたいと思います。
また、保安林以外の普通林であった場合には、被害地の被害地造林等により植栽を行う事業がございまして、現地の調査の結果を踏まえ適切な対応を図っていきたいと考えてございますが、適地適木という観点に立ちまして今後の復旧を図っていくことが必要であるというふうに考えております。
そういう災害防止のための森林整備のあり方につきましては、林野庁におきましては、従来より普通林につきましては森林計画制度、保安林につきましては保安林制度に基づきまして適切な森林施業が行われるように指導するとともに、特に公益的機能発揮の要請の高い森林につきましては、皆伐を行わない複層林施業や育成天然林施業の導入を図るよう指導しているところでございます。
それから、これが分収造林契約を解除してそれから開発に移るといたしましても、開発しようとする場合には保安林でございますと保安林を解除してからでないと開発ができませんし、保安林でない普通林でございましても、これは都道府県知事に開発許可申請を出しまして、一ヘクタール以上の大規模開発につきましては都道府県知事の許可を得なければ開発行為は認められないことになっております。
○原説明員 塩谷町の関係につきましての森林法上の関連のお尋ねでございますけれども、先生御案内のように、森林法におきましては、都道府県知事が樹立いたしております地域森林計画の対象となっている民有林、これは五条森林と申しているわけでありますけれども、このうち保安林を除いたもの、保安林は明治三十年以来そういう規制を行っておりますので、除いたいわゆる普通林と言っておりますが、そういうようなものにつきましても
もしも仮に一ヘクタール以下、〇・五ヘクタールを開発しよう、普通林とかおっしゃる。仮にやろうと思えば現行の法制ではできるのですよ。抑えられないのですよ、森林法とおっしゃったけれども。では、都市計画法で開発行為をいたします、届け出しなくていい、開発行為の許可を求めなくていい面積であれば、それは何ら規制の対象にならないのですよ。
二十年前のことではございますけれども、私が、現在残っております会計検査報告、それの審議記録から判断します限りでは、問題のこの受け財産について、特に普通林としての判断だけしたという証拠は何もございません。
なお、普通林におきましてこの災害が相当ひどくて、このままですとほとんど木がなくなるようなところにつきましては、むしろ林種転換をいたしましてこの感染源をなくすと同時に、森林の機能を早期に回復するような手だても講ずるというふうな、あらゆる方法を駆使したりしまして、その地域の被害の実態、立地条件等に合った防除体制を進めてまいりたいという考え方でございます。
特別防除だけでは、これはその被害が終息できませんので、まずは保安林あるいはその他非常にこの公益的機能の高い森林あるいは先端地域と申しまして、これから奥に被害を及ぼしちゃいかぬというような地域につきましては、これを特別伐倒駆除で伐採し、さらにそれをチップ化あるいは焼却するというような方法、それからまたそれ以外の地域につきましては、これは普通の伐倒駆除――伐採しまして薬剤を散布するというような方法、さらに普通林
これらのいろいろの過去における事象等を踏まえまして、私ども今後におきましてはこの従来の特別防除で予防すると同時に、また地上におきましては保安林等の重要な森林につきましては徹底的に防除するということから、伐倒してこれをチップ化あるいは焼却をするというような方法、さらには被害のきわめて多い普通林におきましてはこれをほかの木に転換しながら、あるいは将来におきましては抵抗性の強い松に転換しながら森林の機能を
なお、普通林につきましてはこの伐調資金は適用されないようになっておるわけでございますが、現在モデル事業としまして特定分収契約促進特別事業というのを五十一年度から始めております。これは主として市町村有林を対象にやっておるわけでございますが、やはりこれはこの実施経過などを見まして、今後一般の民有林にも広げていってはどうかという検討をしたいと思っております。
たとえば団地造林あるいは森林施業計画造林、そういうような造林の仕方がございますし、それから造林が行われている地域が普通林であったりあるいは保安林という制限の林地である場合といろいろございます。
森林法に規定されております林地開発許可につきましては、普通林の場合、その権限が都道府県知事に属しております。御質問の件につきましては、茨城県からの報告によりますと、現段階では林地開発の許可の申請が行われておりません。開発目的、開発規模等について承知していないとのことでございます。
そこで、制度的には、保安林は外部的に、何と申しますか、伐採その他の森林施業を外から制約をするということで制度をつくってございまして、普通林につきましても、御承知の四十九年改正で林地開発規制等設けておりますのは、やはり普通林にもそのような公益的機能があるという前提をとりまして、これは森林が持っております内部的な一種の制約と申しますか、森林を持っています者がやはり森林を森林外にいたしますときには、それなりの
な森林でございます保安林等につきましては、そういう一連の助成制度を確立してきておるわけでございますし、また私どもが推奨いたしております、いわゆる森林計画制度に乗りました個別の森林施業計画なり、あるいは団地共同地業計画等の計画的にやるものにつきましても、助成の強化というようなことを図ってきておるわけでございますが、たとえば五十三年度予算におきましても、造林補助単価の引き上げでございますとか、あるいは普通林
また、五十三年度におきましても、この保育の促進を図るために、普通林におきます保育の補助の採択条件について、従来の団地共同施業計画対象森林の人工林率が五〇%以上という条件であったものを、対象森林の人工林目標面積の達成率が五〇%以上の場合というふうにこの対象面積を拡大しておるのでございます。
これは御承知のことと思いますけれども、たとえば普通林と保安林とに分けて考えて、普通林というのが許可制から届け出制というようにどんどんなっておりまして、放任されているというか、その一つの形として乱伐という形で山を荒らしてきた。一方保安林というものを、種類をふやしたりあるいは面積を拡張することによって、そこに法的な規制というものを強くしていこうというような動きがずっとあったのではないか。
○藍原政府委員 ただいま林政部長から御説明申し上げましたとおり、森林法から森林組合制度が抜けましても、森林に対します基本的な考え方は毛頭変わるものではございませんし、いま先生から普通林と保安林について非常に取り扱いが違うではないかという御指摘がございましたが、保安林と申しますのは、先生御案内のとおり、森林が持っておりますいろいろな機能の中で特に高いものを保安林として指定しておるわけでございまして、当然普通林
○江藤説明員 当時の開発の現況等の問題点がいろいろあったろうと思うのでございますが、当時にさかのぼりますれば、いわゆる保安林以外の、普通林と申しておりますが、森林につきましては、残念ながらそのような制限がなかったわけでございます。